O先生との夜4
2018.08.10 (Fri)
両手首を、先生の趣味の良いネクタイで後ろ手に痛いほど縛られ、
猫足の椅子に座った先生の前に膝まづかされていました。
髪を揺らして抗う間もなく、
くちびるを押し開いた、先生の恐ろしく太く、グロテスクな男の人のもの、
私のお口の中で反り返り、ゆっくりと、のどの奥にまで届き、
えずきそうになった私、思わず逃れようともしましたが、
逆に、それまで以上に、もっと深くまで、押し込まれてきていたんです。
「さっきまで、上品だった君の可愛らしいくちびるが、僕のものを咥えているなんて」
そう、いいながら、O先生、私の口の中の温かさと感触を楽しんだんです。
私、うっすらと涙を浮かべながら、その動きに耐えていましたが、
思いもかけないことなのに、先生のもので、口を犯されながら、
思いもかけず、自分の身体が熱く激しく燃え上がり、
さっきまで、指を入れられていた秘唇から、
男の人のものを迎えるための蜜液が、滲み出そうとし始めたこと、
気づいていたのでした。
M先生のために、貢物にされること、仕方のないことがと思っていた私でしたが、
それ以上に、女としての身体が、男の人のもの求めてしまっていること、
やっぱり、さっきの白い粉のせいだったのでしょうか、
私、ぼおっとした意識の中で、反り返ったO先生の、驚くほど太いものに舌を絡みつかせ、
懸命にそれ、吸いたてていたのです。
「いく時は、聞こえるように言うんだよ。はっきり」
細く白い私の身体を押しつぶすような、大きな先生の浅黒い身体、
明るくした部屋のベッドの上で、そんな、二人の身体が絡み合っていました。
それは、仕留めた小鹿に、舌なめずりをしながら覆いかぶさる黒熊のように、
そんな風に、見えたかもしれません。
額に汗を浮かべて、焦るような声で、先生、
何も身に着けていない裸の私の身体、後ろから羽交い絞めにすると、
耳たぶに歯を当て、乱れた熱い息を吐きながら、二度、そう言ったんです。
先生の左手には、恥ずかしいほど大きな音を立てるおもちゃが握られていて、
それが、ゆっくりと、私の中を出入りし、震えていたのでした。
それは、M先生との営みのとき、既に経験していたことではありましたが、
私にとっては、男の人のもので、悦びに昇り詰めるよりも、
はるかに、いたたまれないことのようにも思えていたのです。
「さぁ、僕のおもちゃになるんだ」
いくらも我慢できませんでした。
髪を揺らし、それで、悦びを告げることを抗いながらも、
ぞろりと、分厚い濡れた舌先で首筋を舐められ、
それまで以上に、深いところに、それ、えぐるように強く突き入れられると、
もう、我慢、できなかったのです。
それを咥えたままの腰が跳ね上がり、自分でも驚くほどの叫び声あげながら、
言われた通り、悦びの頂に、あえなく昇り詰めること、先生にしっかりと告げていたのでした。
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