地中海での思い出7 だんな様を思いながら
2016.12.05 (Mon)
ベッドサイドにある、フレシキブルライトの僅かな光が、
寝転んでいる主人の姿を、うっすらと照らしていました。
でも、さっきまで着てた、薄水色のシャツも、ネクタイも、
だらしなく椅子に掛けられていて、
それは、何も身に着けていない、恥ずかしい姿だったのでした。
それに、横になった主人の下半身からは、天井に向かうようにして、
私の大好きなパパのもの、湯気の立つようにして、そそり立っていたのです。
「おいで」
そう、言った主人、ゆっくりとさすっていた自分のものの先からは、
透明なきらきらとした液が、だらりと、流れ伝っていました。
慌てるようにベッドに近づきながら、
一足ごとに、身に着けているものを脱ぎ落し、
大好きな夫の身体に飛び乗った時には、もう、生まれたままの姿でしたが、
自分の口から、欲望に燃え上がった、恥ずかしい声が漏れるの、
我慢することができないで、
目の前で、跳ね動いているパパのもの、喉の奥にまで一気に咥え込み、
舌を巻きつかせるように動かしたのに、
それだけでは、自分の身体が我慢できなかったんでしょうね、
「パパ、ごめんなさい」
そう言うと、滴らせていた透明の液と、私の唾液に濡れ、
驚くほど、熱く固くなったもの、細い指で何度か摩り、
まぎれもない夫の顔、見下ろしながら、
私、慌てるようにして、腰、落とすと、
一気に、身体の一番奥にまで、迎え入れたのでした。
一瞬で、悦びの頂に昇り詰めた私、
仰け反らせた白い裸体を見せ、か細い声を聴かせながら、
がくがくって、身体、震わせたんです。
「順子の身体、今夜は、僕のものだよね」
「そんなことない、いつも、あなたのものよ」
喘ぎ声の中、涙声でそう言って、くちびるをねだると、
パパの舌と、唾液を吸い続けたのです。
「だんなさんにも、こんな風にしたの」
「いや、聞かないで」
「出されたんだろ」
「あぁ、ごめんなさい」
パパの肩、しっかりと抱きしめたのに、
急に乱暴になった腰に、浮き上がるよう突き上げられながら、、
ほんの、僅かな間に、二度目の悦びの予感が、訪れようとしていたのでした。
「順子は、僕だけのものだ」
唸るような声を聴かせられ、息が詰まるほど抱きしめられると、
身体の中のパパのもの、それまで以上に、太く膨らみ、
おびただしいと思える、欲しかったパパの大切な液、注ぎ込まれるのがわかりました。
そして、その待ち望んだ温かさに誘われるようにして、
数え切れないほど迎えた悦びの頂に、もう一度、昇り詰めることがわかったのです。
「そうよ、パパだけのものよ」
パパの背中、爪を立てるほど抱きしめ、
白い太もも、これ以上は無理だと思えるほど開き、
注がれる大好きなはずの精液、身体の一番奥に迎え入れながら、
そう、叫ぶように仰け反ったのに、
その瞬間、私のこころに浮かんだのは、
大切なはずの夫ではない、
あの、だんな様の、いやらしい濡れた口元だったのでした。
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