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M先生とのこと4 薬屋さん

2016.03.19 (Sat)


「嫌なこと、させるかもしれないよ」

先生に抱かれ始めたころに、ベッドの上でそう言われたことがありました。

「私のこと、先生の好きなようにしてください」
喘ぎながら、そう応えた自分の言葉が、その時の私の正直な気持ちでした。

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他の講義と同じように、もちろん、先生の授業、欠かさず出席していましたよ。
前の日の夜に、眠ることさえ許されないままに抱かれ続けられながら、
次の日には、すぐ目の前にいる先生のお話を、ひとりの学生として聞いてたんです。

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思いもかけない時間に、先生からの電話があることがありましたが、
断わることなど、思いもしませんでした。
時々、先生の自動車で少し離れたレストランに行って、
その後、誘われるがままに、ホテルに連れて行かれることもありましたが、
先生のマンションで過ごすことが多かったですね。

「スキンを買ってきなさい」
ある日、そう言われて、随分と驚きました。
そんなこと言われなくても、いままで、相手の男の人が用意してくれてました。

男の人の大切な温かな液、
本当はそのまま、身体の奥に出してもらうのが、女としての正直な気持ちだけど、
赤ちゃんできたら困るから、それって、大事ですよね。
でも、自分で買うのって、やっぱり、ひどく恥ずかしいって思わずにはいられませんでした。

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ちょっと、慌てた様子だったんでしょうね、
そんな私に、
「インターネットや、量販店じゃなくて、薬屋で買ってきなさい」
って、先生 追い打ちをかけるように言ったんです。
他にも、いろいろな買い方があること、知ってはいましたが、
先生がおっしゃるとおりにすることが、今は、大切なことのように思えました。

普通の薬屋さんだったら、スキンの箱を手に取って、
それをお店の人に渡して買うことになるわ。
そう思いながらも、先生の言われたとおりにするしかないって、
自分のマンションから、随分と離れたところにある街の小さな薬屋さんに行きました。

金沢八景

近くに友達が住んでいて、前に彼女の家に泊まった時
生理用品を買ったところです。

店に入ると、化粧品なども並べてある棚の隅に、スキンが置いてあるの見つけました。
胸が高鳴るのが分かりました。きっと、顔、赤らんでいたと思います。
選ぶ余裕なんて、あるはずもなく、その中から水色の箱をひとつ取ると、
カウンターに持っていったんです。
あぁ、前に来たときは、女性だったのに、今日は、若い男性の方でした。
その男性の方の前に、目を合わさないようにして、それ、置いたんですよ。
「はい」 恥ずかしいそうにしている私に、そう、言ってくれました。

「ねぇ、これ、何にか知ってるの? 
男があなたの身体の中におっきなペニスを押し入れて、突き動かして、
そして、ほら、精液、あなたの膣の奥にいっぱい出しても、
 赤ちゃん、できないようにするためのものなんだよ。
 可愛い顔して、まだ、若いのに、そんな嫌らしいこと、あなた、するんだねぇ」

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そんな言葉が、頭をよぎりました。
けれど、その男性「はい、2,095円です」、そう事務的に言うと、
スキンを入れた小さな紙袋、カウンターの上に無造作に置いたんです。
うっすらと、汗、感じてました。

お店を出ようとする私の背中に、
「ありがとうございました」って、声。
「今から、行くの、抱かれに。
 まぁ、そんなに括れた腰してるんだね、そのお尻、後ろから彼に突かれ、
おっきなおっぱい揉まれながら、色っぽい声、出すんだろうなぁ」
そんな風にも、聞こえてくるようでした。

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「スキン、口にくわえて、ほら、僕のにつけてごらん」
そう言われた私、それは、これまでの男の人との幼い経験では、なかったことでした。
ゴムの匂い、それほど嫌いではなかったけど、
くるくるって、先生のものに被せるの上手くいかなくて、
何度も着け直し、させられました。

けれど、そうしているうちに、先生のもの、それまで以上に、
大きく、硬くなって、
そして、私も、先生のもの咥えることで、ひどく感じて、
秘唇から、迎えるための愛液を滲ませ始めたことに気付いていたんです。

「今日よりも、もっと、恥ずかしいこと、いいだろう」
その意味がわからないままに、私、
先生のもの咥えたまま、そっと、うなづいたのでした。

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何もかも、先生の求めるがままでした。
身体もこころも、先生が言うがままに染められ始めていたのです。
そして、そのことを、私のこころと身体が、自分の方から求めていたのでした。
けれど、それは、まだ、
先生との、人には言えない深い関係を刻む、ほんの入り口だったと気付いたのは、
もうしばらく、後のことでした。



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