M先生とのこと12 I先輩2
2018.04.04 (Wed)
「僕は戻るから」
暫くすると、浴衣を羽織り前を重ねながら、先生、そう言うと、
後姿を見せられました。
何も言えないまま、私、虚ろな目で、その背中を見送ったのです。
後ろから、先輩の手が伸びてきても、
その広い手の平が、乳房を被い揉み始めても、
脱力してしまった、私、あらがうこともできず、
もう、されるがまましかありませんでした。
身体を仰向けにされ、太股を広げられると、
さっきまで、先生のものと繋がっていた秘唇からは、
きっと、まだ、白いものが、流伝っていると思えたのに、
シャワーを使うまでもない先輩のものが、あてがわれてきたのです。
二人の男の人に、同時に愛され、
経験のない、めくるめく時間を求められました。
それぞれの男の人の、欲望のおもむくままに、
それぞれの男の人の液を、身体の中に注がれたのです。
先生の残りの液が、まだ、私の中を満たしていたというのに、
先輩のもの、ゆっくりと入ってくると、
たわわな乳房を揺らして、仰け反る姿を、先輩の視線の下に見せていました。
硬い熱いものが、更に、奥にまで届くと、
私、背中をシーツから浮かせて、細い声をあげるしかありませんでした。
「今日一日、君の後姿、見てたんだ。昨日の夜のこと、忘れられなくて」
そう言うと、良い匂いのする身体を倒してきて、強く私のこと抱きしめながら、
くちびる、求めてきたんです。
熱い舌が、くちびるを分け、私の舌に絡んでくると、
一夜、自分のことを愛し続けてくれた先輩の背中に、そっと腕を回すしかなかったのです。
朝方、ふっと、目を覚ましました。
何も身に着けない裸のまま、I先輩の胸に抱かれ、眠っていたのです。
すぐに、身体の奥に、昨夜注がれた、男の人のもの、あるのがわかりましたが、
それって、M先生と先輩、二人のものだって、思い出したんです。
赤ちゃん、大丈夫な時期でしたが、
あんなに沢山、注がれたんですもの、
今、こうして、I先輩の腕の中にいるときも、二人の男の人のもの、
私の身体の奥の卵、競い合いながら、探してたのかもしれませんね。
思いもしない経験をさせられた松江への旅行は、
M先生との、新しい時間の過ごし方を、教えられた旅でもあったのでした。
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