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「報告書」 その9 観念 

2009.06.02 (Tue)

親愛なる S様
報告書NO9をお送りします。


12月2日(金)
週末の家庭教師。いつものように駅前の「コルトレーン」で
買い物をして、雅彦君家へ。
玄関先でお母さんと立ち話。この前のことがあったから、
なんだか 恥ずかしくて、お母さんの顔 まともに見られない。

「これから主人とコンサートに行ってくるの。申し訳ないけれど、
 お茶は雅彦に準備するように言ってありますから、
 頃合いを見て言ってくださいね。
 あの子は何にも話してくれないから、せめて ガールフレンドの
 ことでも 言ってくれれば良いんですけど。」
 と 2度目のクラクションの鳴るBMWに慌てて乗って出かけていった。

まさか 雅彦君 話せないよね。自分のものに発情したわたしに、
たっぷりと精液を飲ませたことなんて、それも あんなにたくさん。
だけど 雅彦君と二人だけって、大丈夫かな。

この前のことは忘れたような顔をして、明るく振る舞って、
早速お勉強を始める予定だったのに、
部屋に入るなりいきなり加減を知らない力で抱きしめられ、
雅彦君に、甘い声を聞かせることになってしまいました。

もう そうなると 雅彦君のペース。
抵抗らしい抵抗をするまでもなく、
上着とスカートは床の上にだらしなく脱ぎ捨てられ、
下着姿のわたしの からだは、清潔なベッドカバーの上に
押さえつけられていたのです。

「やめて、この前のことはわたしが悪かったわ。もう 忘れてちょうだい。」
けれども、彼の強い力に導かれた手の先には、
わたしを狂わせたあの雅彦君のものが、火傷するように燃え上がって
待っていたのでした。
「主人がいるのよ。あなたに抱かれるわけにはいかないの。分かるでしょ。」
そういいながらも、思わず手にしてしまった雅彦君のものに、わたしのからだの奥が、
じわりと迎え入れる準備を始めたことを、わたしは知っていました。

「この前みたいに、お口で出してあげるから、何度でもしてあげるから許して。ねっ。」
「先生が帰ったあとも、忘れられなくて自分で何度も出したんです。
 先生のことが好きです。今夜だけでいいから、僕の好きにさせて。」

目尻を少し赤くしてわたしの胸に顔を埋めた雅彦君を、
わたしはそっと、抱きしめました。からだの奥を濡らしながら、
とうとう わたしが彼のものを迎え入れる理由を探し出してくれた雅彦君に、
感謝していたのかもしれません。

下着を取ると、雅彦君を跨ぎました。
彼は、観念したわたしの様子を、両手で乳房の感触を楽しむかのように
揉み込みながら見上げていました。
膝を少し立て 彼のものを手にして、わたしのものにあてがいました。
わたしは これまで経験のない程のおびただしい液で濡れ、
彼のものも多量な液を滲ませ濡れ光っています。
二人のからだは それぞれひとつに繋がる準備を完了していました。

それでも、その大きさと太さとでは 
わたしが受け入れることは、とうてい無理に思えましたが、
開き始めていたわたしのものが、少しずつ彼のものを
飲み込み始めたのです。

後のことは よく覚えていません。
「先生 大きな声で泣くんだね。僕 心配しちゃった。」と
雅彦君のくちづけを受けて、その舌を吸いながら目を覚ましました。
彼のものは あれだけの量をわたしの中に射精しながら
同じ堅さで わたしのからだの奥と 繋がったままでした。

彼の多量の熱い精液が、これまで知らなかったからだの奥に噴出するとき
安全な日ではなかったわたしは、妊娠のことを頭に浮かべました。、
けれど、そのことより、彼の液を直接浴びることでしか経験できない
深い喜びを、優先させたことを後悔していません。
それに 一瞬ではありましたが、
この子の 赤ちゃんを産みたいとさえ、思ったのでした。

今夜だけでいいから と言った雅彦君の約束は
守られることはありませんでした。
でも 悪いのは 実はわたしの方だったのかもしれません。


では また。

 

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